動静互根・・・

202043日(金)

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稽古にもその時々の焦点がある。

ここのところ当てているのが発勁動作。

定歩、つまり脚を動かさないところからの前方発勁ではなく、

わずかに前脚を踏み込む動作を含むものです。

この時の前脚の動きは、

実は太極拳などで見られる「震脚」とほぼ同じです。

違うのは動作の速度が速く、

動きが小さい事です。

この稽古に於いては速度が大事です。

速度が速く、小さく、

単位時間になるべく多くの回数が求められます。

―――

しかし、このような動作の稽古では注意事項があります。

発勁動作は、

文字通り動作の稽古です。

動作をオン・オフの繰り返しと考えると、

本来の意味を失います。

求めているのは、動作の準備・起動・終了の繰り返しではありません。

準備・起動・終了の繰り返しからは、

臨むべき速度を得ることはできません。

求めるのは、

動作の中に現れる全身協調緊張状態であり、

繰り返しの中でそれを見極め、

その状態の持続が目的になります。

―――

その状態が持続可能になるという事は、

発勁状態の持続を意味します。

動作によって状態の持続を求める事が出来れば、

動作は意味を持たなくなる。

つまり、静的な中で質の高い持続を求める事が出来る。

静的な状態で質を求める。

―――

話はここで最も太気拳・意拳の本質に迫ることになります。

静的に質を求めるとは、

つまりは「立禅」になります。

先人の言葉が甦ります。

「動静互根」。

動は静に依り、

静は動を因る。

 

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在り様が問われる・・・

2020326日(木)

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好天の朝。

歩いていると暑さを感じる季節です。

海岸では子供たちがのびのびと遊んでますね。

散歩から帰ってシャワー。

良い季節ですがコロナ感染騒ぎで、

何となく浮足立つ雰囲気で落ち着かない。

で、決めたのがDIY.

ここのところ気になっているリビングのフローリングの傷。

どうせならフロアタイルを張ろうと連れ合いに相談。

グッと明るくしよう、

との娘の意見も入れて品番決めて・・・。

っと、その前に床の傷を補修が必要。

平塚まで足を運んで材料を買い込む。

家具を移動したり考えると結構な仕事。

さて、施工日は何時にしますかね。

果たして娘と連れ合いは手伝ってくれるんでしょうか。

―――

About 太気拳

発勁・発力と言う。

これを聞くと技術だと思う。

前方であれ後方であれ、

力の発揮には方向が伴う。

稽古では発力動作を学ぶ。

前方にはこの様に、

後方にはこの様に、と。

しかし、これは結果に過ぎない。

発勁・発力はある一定の形式から生み出されるものだ。

その形式・状態の維持があって、

その発動がある。

相手と向かい合った時には既に発勁・発力している。

ただ発動していないだけだ。

発勁・発力に於ける状態・形式の保持が命題。

―――

回転する独楽に触れれば弾ける。

弾く準備をして弾くのではなく、

触れたから弾けるだけのことに過ぎない。

回り続けるという独楽の存在形式。

その形式が生み出す力。

―――

独楽の意味は「内圧」。

存在それ自身に力がある。

それが外部に反応する。

内圧が外圧に対して反応する。

それが発勁・発力だ。

だから外圧が無ければ静かなものだ。

回る独楽の静謐、

それが立禅。

―――

問題は技術ではありません。

その人間の在り様が問われる・・・。

当たり前です。

行動は存在形式から生み出されるのですから。

そして存在形式は思考形式に導かれる。

つまり人そのもの・・・。

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頭を・・・

2020318日(水)

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日の出を拝もうと思って海岸に行ったのですが、

残念ながら曇り空。

微かに薄い雲の向こうに垣間見えるだけ。

朝食前の散歩で、

腹ペコ。

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About 太気拳

立禅は定歩、

つまり脚を動かさない。

止まっているから当たり前だ。

動かないという事は脚を動かさないという事だ。

定歩に対して活歩。

活歩とは脚を動かす事。

定歩と活歩。

この違いは何か。

定歩で培った力を活歩で生かす。

これは単なる梃の支点の転換に過ぎない。

だから定歩も活歩も同じもの。

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立禅は定歩で力を蓄える。

いくら蓄えても、

どうすれば解放・表現、

つまり発勁できるかが判らない。

つまり活歩に転換できない。

これでは意味がない。

―――

ここで殆どが挫折する。

蓄えている事に気付かず、

解放に眼が向かず、

ただ立ちすくむだけの禅になる。

頭を使いなさい、頭を・・・。

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今日は基礎講座なので、

まずは頭の切り換えを一番に。

定歩から活歩への転換は、

頭の切り替えでもある。

歩法での発勁は、

日常の歩行とは全く異なる原理なので、

そこを理解するところから始める。

発想の転換・・・。

頭を使って身体を使う、ですね。

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気付けるかどうか・・・

2020321日(土)

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稽古から帰ってのんびり海岸散歩。

強い南西の風にウインドの皆さんは元気いっぱい。

もちろんサーファーも数人が入ってますが、

なかなか波を捕まえられないようです。

今日の波は修行波ですね。

野球場まで足を延ばすと八分咲の桜。

春ですね・・・。

W

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About 太気拳

人間の体は近位部が遠位部を動かしていく構造になっている。

と言うのは、普通の動きを観察して導き出した仮説。

普通の人が普通の場合にそうなるというに過ぎない。

にも拘わらず、この仮説を当たり前のように受け入れる。

まあ良いやな~、普通なら。

しかし、

武術ではそうはいかない。

立禅に於いて見出す動き、

或いは練りで引き出される動きは全く異なる。

つまり、武術では遠位部が近位部、つまり中心を動かしていく。

ここに気付けるかどうか・・・。

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歩法も発勁・・・

2020319日(木)

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今日は一日のんびり過ごす。

ここのところちょっとオーバーペースで、

疲れが溜まりっぱなしなのでオフを決め込む。

陽気は完全に春。

午後になると南風が吹き始めてウィンドの皆さんがチラホラ。

波乗りはまだ難しそうですね。

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About 太気拳

昨夜の稽古では、

歩法から始めて結局は定歩の発勁、

そして一歩踏み込んでの発勁に繋げました。

歩法と発勁は形こそ違え、

質的には全く同じで、

股関節と膝関節の作り出す回転運動の中心及び梃の支点の変化だけです。

これは前進と後退と言う正反対の運動が、

実は支点の違いに過ぎないのと同じです。

ですから前方発勁も後方発勁も全く同じ原理です。

後方発勁が出来るのに、

前方が上手くいかないのは、

自分がやっている、

或いは出来ていることを正確に把握出来ていないという事です。

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同じエンジンの回転で、

ギアを入れ替えれば前進もバックもするのと同じ理屈です。

要はエンジンに点火できるかどうかだけのこと。

そして、

発勁にしても歩法にしても、

どちらにも共通する注意事項は、

前足の膝と爪先・踵の位置関係とその変化。

これは立禅から学ぶものですが、

ようやくこれに関しても、

教え方が見つかった感じです。

これは今回の基礎講座のテーマにします。

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