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姿勢

010 昨夜の稽古中。立禅を組んでいるとやたらとタバコ臭い。誰かが近くでタバコ吸ってるな、と思って周囲を見回す。近くのベンチにお年寄りがひとり、でもタバコなんか吸ってない。

何故だろうと思ってすぐに得心。このお年寄り、今はタバコを吸ってないけど、たぶんヘビースモーカー。体臭にタバコが染みこんでるに違いない。

禅を組んでると普段より確実に鼻が利く、或いは耳が鋭敏になる。考えてみれば当たり前で、禅を組んで身体を整えると言う事は、感覚を開く事で、つまり五感が鋭敏になるって言う事。

で、弟子にその事を踏まえて、首と頭の位置に関して注意。姿勢と言うとみんな骨格の事を思うけど、それ以上に大事なのは機能。首で言えば気管と食道、そして聴覚。五感を開く、と言うのは簡単だけど、そのためには開けるような姿勢にならないといけない。人によると顎を引いてなんていうのが居るけど、それは大間違い。顎なんか引いたら耳も鼻も利かなくなる。身体がリラックスして初めて五感が開くわけだ。だから喉がすっと開いてるようにしないといけない。

首と頭の感じは丁度ピアニストが演奏直前に鍵盤に手を触れる時の姿勢に似てる。力を抜いて感覚を開くとやや顔を上げ気味になる。これは丁度高原の清浄でさわやかな空気の中で、それを鼻から味わいながら吸い込むときの感覚にも似てる。

禅を組む時の注意点。心を伸びやかにして五感を開く。特別な事じゃなくて、みんなそれぞれがある時にはやってることなんだ。

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