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分ったつもりになるな!!!」

2017年4月10日(月)

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そろそろ止むだろう止むだろう・・・、

と期待したんですが、

結局のところ一日中雨で終わった交流会と懇親会。

雨で満開の桜が散り始める中で、

太気拳協会の島田先生、鹿志村先生、

おまけに私も講習に参加で、

結構内容の濃い交流ができた、

と思います。

私は稽古の虚実について説明しましたが、

それはまた改めて・・・。

―――

印象に残ったのは、

島田先生の「分ったつもりになるな!!!」の言葉。

私も全く同じ感想がります。

一つの言葉に詰め込まれた長い時間と工夫が、

そんなに簡単に分かるわけないだろ、

と思います。

世の中にまともな拳術が消えていく中、

太気拳協会を最後の橋頭保として築き上げるのが責務です。

その気持ちで一層の厳しく取り組んでほしいと思います。

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―――

About 太気拳

力学がどうの、

構造がどうの、

なんて話のついでに「重心」について。

重心について語るときに忘れてはいけないものに、

重心点とそれを支える支点の問題がある。

重心点は頭頂部から腰を結んだ線にあり、

支点はもちろん身体を支える両脚にある。

もちろん接地する足裏の何処に支点があるかも大事な問題。

稽古では独立椿のように支点と重心点が重なる場合もあるが、

多くの場合は異なる。

これは身近な机を例にとれば、

重さを支える脚は四本あるが、

重心点は脚にないのと同じだ。

結論から言えば、

重心点は両足の支点を結んだ直線の中間点に必ずなければいけない。

つまり両脚の二つの支点と重心点の三つが一線上にある。

これが守られた時に初めて上下の力が現れてくる。

立禅はこれを確認する最上の稽古法だ。

重心点の変化につれて

両脚の支点も変化する。

その変化を手掛かりにして動に転換する。

練りや歩法がその変化を知る稽古になる。

様々に変化する動きの中でも、

この一点が失われてしまえば、

上下の力が失われ、

当然勁力は生まれないし、

そこからの発勁、発力もなくなる。

重心点は両足の支点を結んだ線をツルツル滑るように動く。

決して浮くことも途切れることもない。

連綿として途切れない力は、

ここに保証される。

―――

とまあ、

理屈を説明するのはいとも簡単だ。

それを理解するのも分かったつもりになるのも、

同様にたやすい。

しかし、

それを身に付けるには功を練るしかない。

拳術は学ぶものでも研究するものでもない、

とはこの事を言う。

判って出来れば苦労はない・・・。

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